FXの捉え方
FXとは、「Foreign Exchange」の略称です。
元々は「外国為替取引」の意味ですが、最近では、「外国為替証拠金取引」を指し示すものとして一般的な言葉になっています。
「外国為替取引」と「外国為替証拠金取引」の違いは、外国為替取引を“証拠金”で行うかどうかという点です。
では、まず「外国為替取引」とはどういうものなのかをお話しします。
外国為替とは
海外旅行に出かける場合、まず円をその相手国の通貨に両替する必要があります。
例えば、アメリカに行くとしましょう。
日本の銀行で円をドルに両替します。
この円とドルを両替する行為を「外国為替取引」といいます。
実際に銀行に出かけて円とドルを両替してみましょう。
現在の為替レートは、「1ドル=100円」と仮定しておきます。10,000ドル必要だとすると、「100円×10,000ドル」で100万円が必要になります。※手数料は考慮していません。
つまり100万円を10,000ドルに両替する行為は、100万円で10,000ドルを買うことと同じ行為であるといえます。
通貨の両替では、その対象も対価も“お金”である為、紛らわしく感じるかもしれませんが、実は、物品の売買と変わらないのです。
FXも基本はこの“通貨の売買”です。